杵鈴驚覚十八空 幢幡翩翻涼風通 沈香馥郁火舎中 閼伽清水汲聖地
宝滴034
本文
杵鈴驚覚十八空
幢幡翩翻涼風通
沈香馥郁火舎中
閼伽清水汲聖地
形式
#漢詩風
カテゴリ
#8.比喩・諷刺・諧謔・引用
ラベル
#香 #密教 #音
キーワード
#仏教儀式 #水 #儀式 #涼風 #聖地 #閼伽
要点
仏教儀式における香・水・風・鈴の情景。
現代語訳
金剛鈴が鳴り、幢幡が翻り、沈香の香りが火舎に満ち、閼伽の清水を聖地で汲む。
注釈
杵鈴:法具。特に鈴は仏を驚覚(呼び起こす)や歓喜させるのに使う。
幢幡:旗。荘厳具。
閼伽:儀式用の水。
詩句の中に空風火水地の五大の文字が含まれている
解説
儀式の情景を視覚・聴覚・嗅覚で描き、仏教の神聖な雰囲気を表現。